五木の子守唄でおなじみの五木村(熊本県球磨郡)に行って来ました。
目的は「山うにとうふ」の購入。 この「山うにとうふ」今から800年前、平家の落武者によって五木地方に伝えられたとも言われる「とうふのみそ漬」五木地方特有の焼き豆腐を味噌に漬け込んだもので、貴重なたんぱく源を保存するために造り出された生活の知恵の傑作。この伝統の味を再現しながら、新感覚の旨味と風味を吹き込んだもの。秘伝のもろみ味噌を使い、添加物一切なしの完全手造り・・資料より その食感は”口の中でトロッととろける舌ざわりと、濃厚な旨味と風味は、まるで「うに」”です。 五木村といえば川辺川ダム建設のため水没、村ごと山の中腹に移転中の村。 人吉から五木村に向かう山と渓谷の景観は素晴らしいものです。 五木村に着くと中心地区の頭地地区が水没をするため役場も山腹へ移転、周りに新しい家並みが出来ていて谷底では移転工事のダンプカーが動き回っていた。このダム建設事業、1966年計画策定、69年に着工したが利水権、漁業権 、などの利害環境面での諸々の問題があり村は移転したのにダム本体の工事はまだスタートしていない。 スタートしてから40年、これまで注ぎ込まれた金や労力と完成までのエネルギー・・ 深い山里の広範囲で行われている工事を見ていると取り返しの付かないとんでもない事をしているのでは?というのが実感であった。 雨に煙る五木村・・すべて水没してしまうそうです。
by paragon-cafek
| 2007-01-16 23:48
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