私的ボーカル愛聴盤  / 2007.9.20

ジャズ批評社から「愛聴盤3枚」のアンケートが来た。
「3枚とは難しいでしょう!!」 と思いながらも頭に浮かんできたものの中から店を始めた頃よく聴いた3枚を答えた。
1. BOOK OF BALLADS / Carmen Mcrae KAPP(KL-1117) 1958年録音
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2.SUBWAY TOKENS / Carol Sloane BAYBRIDG(UPS-2168-B) 1975年録音
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3.MEMORIES / 木村芳子 RCA(RVL-8026) 1977年録音
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「ブック・オブ・バラーズ」はカーメン・マクレーの36才の時のバラード集、後年のもったいぶってテクニックをひけらかす事なく素直に歌詞の中にたっぷり自分の感情を唄い込んだアルバム。ボーカルのリクエストがあると真っ先にかけていたのでノイズも出始めたので買い直しCD時代になったらCDも購入、今まで一番繰り返し聴いたヴォーカルアルバム。
「サブウェイ・トークンズ」はライブ盤の愉しさを初めて知らされた一枚。ライブ盤といえば最近出たグレース・マーヤの「ラスト・ライブ・アット・ダグ」も良かった。時々ライブを催す者にとっては、「こんなライブにしたい!」「こんな雰囲気のライブに身を置きたい」と心底思わせるアルバム。
木村芳子のアルバムは、まだ日本人ボーカリストがアメリカの一流ジャズメンをバックに録音するのが珍しい時代1977年ロスで吹き込んだデビューアルバム(生涯の一枚になってしまつたが)。万人の言うヴォーカルの名盤ではないが馴染みの曲を小節を効かせたその歌唱は親しみやすく、「サー・デューク」のアドリブなど出来るはずないのについつい追唱している自分!そんな愛聴盤。

ジャズ批評No.139/2007.9月号に掲載
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by paragon-cafek | 2007-09-20 07:47


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