大坊珈琲店 / 2009.3.10

2月始めの連休を利用して行った足利、東京の報告。先ずは東京南青山の大坊珈琲店。
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1975年開業の自家焙煎珈琲店。場所は表参道の交差点から外苑前方面へ少し進んだ青山通り沿いの小さな雑居ビルの2Fにある。狭く急な階段を上がると、右手に小さな木製のドア。
奥へと細長く右手にカウンター、その先にテーブルが3つ4つ。カウンター上の書棚にはセピア色に変色した文庫本がぎっしりと詰め込まれている。手回しロースターの煙に燻された店内は茶というより黒に近い木造作に覆われており、控えめな照明と通りに面した窓からの柔かい光に落ち着いた雰囲気を醸し出している。
ブレンドは豆の使用量と抽出量の異なる5種類の中から選ぶことになっている。
1番が豆30g/抽出量100cc、2番が豆25g/抽出量100cc、3番が豆20g/抽出量100cc、4番が豆25g/抽出量50cc、5番が豆15g/抽出量150cc。
一番(100cc/30g)を注文した。
ひと口めの舌全体を覆う柔らかい苦味とインパクト、やや冷めてからの豊かな甘味、飲み干した後の少し長めの余韻、昔のんだ倉敷珈琲館のドライブラックに似た味わい、原初的手回し焙煎器でこれ程まで深く煎ったのに燻り臭が感じられないのには脱帽、青山の一等地で30年以上も生き続けてきた店主の「一途さ」をその珈琲にも感じた。

大坊珈琲店/東京都港区南青山3-13-20-2F/03-3403-7155
9:00-22:00(日祝12:00-20:00)/無休
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by paragon-cafek | 2009-03-10 04:25


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