2年前「福岡喫茶散歩」を出した小坂章子さんが今回その続編と言える「九州喫茶散歩」を上梓。 「とっておきの 一杯に逢いたくて、旅に出る」 紫色の帯のキャッチコピー通り、直ぐにでもこの本持って旅に出たい誘惑に駆られるほどの素敵な本です。 この著者の小坂章子さんの取材は、通常の仕事としての取材の範疇を超える熱心さで感動ものでした。 まず下見で取材許可貰いに訪問、次の本取材は5〜6時間かけて写真を撮ったり、話をしたり、出入りのお客様の観察をしたり、珈琲を飲んだり、原稿が出来たらそれを持って確認の訪問、それを九州各県の喫茶店40軒ほど(コラムも入れると50軒)、こちらが旅費、経費は大丈夫なんだろうかと心配するほどの懸命さ! 取材したある店主から「で、あなた、本職はなにしてるの?」と真顔で質問されたという。 先ずは手に取って見て下さい。 九州の喫茶店主の深煎りの珈琲に似た旨味あり、ほろ苦さありの素顔やその店に漂う薫りや空気を感じると思います。 パラゴンでも入り口近くのテーブルに平積み販売中(定価1,600円)
by paragon-cafek
| 2009-12-16 23:27
|
以前の記事
フォロー中のブログ
Link
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||