同志 / 2007.9.25

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paragonの並び小道を挟んだ所に「万八」という居酒屋がある。
この「万八」という店名、江戸時代「大酒大食の会」が催された江戸両国柳橋の料亭の主、万屋八郎兵衛に因んでつけたらしいが、この焼酎天国鹿児島それも人口3万ちょっとの田舎町串木野で日本酒を売りにしている頑固居酒屋である。そこの大将年齢40半ば、酒が入ると「焼酎に感動したことは無いが酒には感動させられる!」と言うのが口癖。実のところ私も日本酒のおいしさ、幅の広さ、深さを本当に知らされたのはこの「万八」
冷蔵ショウケースには酒どころの酒がいっぱい置いてあるが、お薦めは 「磯自慢/静岡」「十四代/山形」 「飛露喜/福島」である。
日本酒に拘る大将らしく料理の味も繊細で深い!一番の売りは店頭写真にあるように「鮪」。
「マグロの町串木野だから真に美味しい鮪を食べてもらいたい!」と−60℃の特別な冷凍庫にストックしている。自慢するだけあってその刺身は絶品!
私は店の片付けが早く終わった時などたま〜に顔を出すのだが、まずオーダーするのが「飛露喜」(時には変わるが)と「莫久来」(「ほや」と「このわた」の塩から)・・この組み合わせ、ほやの「風味」このわたの「旨味」磯の香りが感じられ酒の美味しさに唸らされてしまう。
日本酒&肴の世界はワイン&料理の世界と同じなのだろう。
次に頼むのが大将「お薦めの酒」と「しめさば」、この「しめさば」のしめ具合が絶妙なのです。
でもでも日によって味が微妙にぶれている・・・それを感じるとこんな田舎町でジャズを流しながら毎日造る珈琲の味の微妙さに翻弄されている自分にとって「万八」の大将が妙に身近に感じられ同志みたいな感覚が湧いてくるのです。
※蛇足、お酒は2杯まで、それ以上は味の微妙さが分からなくなるので3杯目からは焼酎のお湯割ですョ!
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# by paragon-cafek | 2007-09-25 06:02

俊 Live 2007 / 2007.9.23

今年の酒井俊のLive、10月23日(火)に開催します。
昨年はピアニストに田中信正、アルトサックス林栄一とのコラボでしたが、
田中信正の紡ぎ出す瑞々しいピアノと林栄一の百戦錬磨のアルトとの中その場で音楽を創り出していく酒井俊の創造的一面をも見せて(聴かせて)もらった。
今年はジャンルを越えて多彩な活動をしているギタリスト内橋和久と、これまた個性的でユニークな活動をしているチューバの関島岳郎とのコラボレーションです。
今本当にやりたい音楽を心のままにやってる「俊」! 毎回異なるミュージシャンと来てくれますが今回はどんなボーカル・・音楽を聴かせてくれるか楽しみです。
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今回も鹿児島・ラインバッハでも行います。都合のよろしい方へどうぞ聴きに来て下さい。

              profile
           ※関島岳郎(チューバ)※
中学時代にフォークソングクラブに入部、音楽に目覚める。高校で吹奏楽部に入部してチューバを始める。大学時代同級生とロックバンドを結成。80年代の終わり頃篠田昌己、中尾勘二とコンポステラを結成。その後QUJILA"DRAGON"ORCHESTRA、THE THRILL、ストラーダ、栗コーダカルテット、シカラムータ、こまっちゃクレズマ、ふいご、OKIDOKI他多数のバンドやプロジェクトに参加。また、酒井俊、UA、加藤千晶、大工哲弘、渡辺勝などボーカリストとの共演も多い。現在、個性的な作編曲家、チューバをはじめとする金管楽器、リコーダ、エレクトロニクスなど操るマルチプレーヤーとして活躍中。
            ※内橋和久(ギター)※
1959年大阪生まれ、12歳でギターを弾き始めフォーク、ロックのバンド活動、大阪外語大学在学中よりライブハウスやスタジオで音楽活動開始。83年頃からインプロビゼーションを中心とした音楽に積極的に取り組み始める。共演者も音楽家だけでなく書家、画家、詩人、ダンサーなどに及び、演劇、映画、TV、ラジオドラマ、CM等の音楽を担当、多彩な活動をしている。
95年より即興音楽家を集めたワークショップを始め、若手の育成とミュージシャンの交流にも力を注いでいる。
             ※酒井 俊(ボーカル)※
1976年、伝説のJazz club六本木「ミスティー」にて歌手デビュー。
すぐさま反響を呼び1977年、アルバム「SHUN」(トリオ・レコード)で、女性JAZZヴォーカリスト・ブームの先駆けとしてセンセーショナルなデビュー。翌年にはセカンドアルバム「LOVE SONG」(トリオ)リリース。またセッション・アルバム「カレイドスコープ」(デンオン)に渡辺香津美、村上"ポンタ"秀一、カルメン・マキらとともに参加。1979年、ミュージカル・ディレクターとして坂本龍一氏を迎え、サードアルバム「MY IMAGINATION」(トリオ)をリリース。その後、アメリカのプロデューサーに誘われ渡米するが、壁は厚く挫折、が、マンハッタンの魅力にすっかり参ってしまい、
そのままニューヨーク・マンハッタンに移り住み非常に濃い充実した時間を過ごす。
帰国後は、家庭に入り主婦として暮らすが、子育て中に日本の歌に興味を持ち始め、子供の小学校入学を機に活動再開を決意。
美空ひばりの「愛燦燦」、笠置シヅ子に代表される服部メロディらの美しさに心打たれ、ジャンルは問わず、ただただ歌いたい歌を歌うということになっていく。
ここ数年は都内のJazzライブハウス、日本各地にいるサポーターの方たちとのイベント・コンサートなど、請われれば、場所は問わずどこでも飛んで行き、生の歌を届けることを活動の中心としており、「満月の夕」はそんな中でファンの方達と一緒に育まれてきた一曲といっても過言ではなく、毎回ライブで唄う歌として定着している。 一口でいうのは難しいが、レパートリーにはJAZZのスタンダード・ナンバーは勿論、「買い物ブギ」「黄金の花」「四丁目の犬」「君に捧げるLOVE SONG」「ゴンドラの唄」「ヨイトマケの唄」など日本の童謡・様々な歌などエトセトラ、エトセトラ、 また海外の様々なロック・アーティストのカバー曲に本人自ら訳詞をした作品などがあり、ライブでは、それらが渾然一体となって迫るので始めは驚くが、気がついた時は中毒状態という追っかけ組も生まれてしまうそうな。最近は、イタリア・スペインはもとよりアルゼンチン・チリ・ペルー等ラテンアメリカの国々の、音楽だけではない、よくわからないけれど多分まるごとの魅力に吸い寄せられてる様で、今一番自分がやりたい音楽をやっているようだ。
●「満月の夕」が、2003年、第45回レコード大賞**企画賞**受賞
●2004年1月NHK「公園通りで会いましょう」で大きな反響を呼ぶ
●2007年現在、インディーズ含めて10枚のアルバムと2枚のシングルをリリース
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# by paragon-cafek | 2007-09-23 02:10 | ライブ

私的ボーカル愛聴盤  / 2007.9.20

ジャズ批評社から「愛聴盤3枚」のアンケートが来た。
「3枚とは難しいでしょう!!」 と思いながらも頭に浮かんできたものの中から店を始めた頃よく聴いた3枚を答えた。
1. BOOK OF BALLADS / Carmen Mcrae KAPP(KL-1117) 1958年録音
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2.SUBWAY TOKENS / Carol Sloane BAYBRIDG(UPS-2168-B) 1975年録音
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3.MEMORIES / 木村芳子 RCA(RVL-8026) 1977年録音
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「ブック・オブ・バラーズ」はカーメン・マクレーの36才の時のバラード集、後年のもったいぶってテクニックをひけらかす事なく素直に歌詞の中にたっぷり自分の感情を唄い込んだアルバム。ボーカルのリクエストがあると真っ先にかけていたのでノイズも出始めたので買い直しCD時代になったらCDも購入、今まで一番繰り返し聴いたヴォーカルアルバム。
「サブウェイ・トークンズ」はライブ盤の愉しさを初めて知らされた一枚。ライブ盤といえば最近出たグレース・マーヤの「ラスト・ライブ・アット・ダグ」も良かった。時々ライブを催す者にとっては、「こんなライブにしたい!」「こんな雰囲気のライブに身を置きたい」と心底思わせるアルバム。
木村芳子のアルバムは、まだ日本人ボーカリストがアメリカの一流ジャズメンをバックに録音するのが珍しい時代1977年ロスで吹き込んだデビューアルバム(生涯の一枚になってしまつたが)。万人の言うヴォーカルの名盤ではないが馴染みの曲を小節を効かせたその歌唱は親しみやすく、「サー・デューク」のアドリブなど出来るはずないのについつい追唱している自分!そんな愛聴盤。

ジャズ批評No.139/2007.9月号に掲載
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# by paragon-cafek | 2007-09-20 07:47

「珈琲人Blog」 休刊?  / 2007.9.18

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前回の「Jazz Tdday」休刊に続き7/2より更新のない当ブログも休刊? と、心配をお懸けして申し訳ありません(m_m)。二つの事同時にできない不器用な性格、気分が乗らないと先送りの性癖、困ったものです。

ようやく「氷・・白熊」が終わった。
まだまだ残暑厳しい日が続いているので今日も「白熊」目的のお客様が4.5組帰られた。
この夏の忙しさは田舎のジャズ喫茶を支える大きなファクターなのですが、実を言うと忙しいのはあまり好きじゃありません。
忙しさに追われ心ここにあらずのサービス、対応!
暴力的オーダー(団体のお客様がいっせいに白熊十数個オーダー)にスピード優先の仕上がり!焙煎後珈琲のテストもできずブレンドしないといけない残念さ! 等々。
カウンターの内側に張ってある「恥じない一品!」の標語に何度恥じた事だろう。
でもでも数名のお客様に「パラゴンの白熊は別物だ!」と言われた時にはさすがに嬉しかった。

上の写真は八月初めの休日、鹿児島の磯庭園(仙巌園)の「朝顔展」に行ったときのもの。幕末の薩摩藩主28代島津斉彬(1809〜1858)の愛した朝顔(数千種もの)に因んだ「朝顔展」だそうで、初めて見る「変化朝顔」もいっぱい展示してあった。
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# by paragon-cafek | 2007-09-18 07:05

[Jazz Today] 休刊  / 2007.7.2

最近のネットの時代、片田舎のジャズ喫茶でお客様にジャズの情報を提供することがますます難しくなりつつあります。
そんな中で毎月送られてくる Monthly Free Magazine 「Jazz Today」は有難く、楽しみにしていたジャズ小冊子であった。ジャズジャケットをデフォルメしたイラストデザインの表紙も評判が良く配布先でもすぐなくなる程であったがNo37(2007.5)で休刊(廃刊?)になってしまった。
編集人・末次安里氏は以前の「Out There」誌の頃から知っていたがスイングジャーナル誌と違ったジャズの枠を少し超えて活躍しているアーティストの紹介、あまりコマーシャルにのらないアーティスティックな記事など読み応えがあるものを掲載してくれていた。

 「ここ数ヶ月、配布協力店宛てに送った本誌最新号が”転居先不明”で戻ってくる傾向が目立つ。いずれも”ジャズ喫茶”である場合が多く、追跡調査をしたわけでもないものの閉店が急増しているのは明らかだろう。抱える事情はさまざまであれ、自分の生活圏内から”ジャズの灯”が消えるコトは何とも寂しい出来事だ。無念の閉店を余儀なくされた店主の方にも、何かと厳しい情勢下で依然奮闘中の店舗の方々にも、この場で謝辞をおくります。」
との編集後記は今回のJazz Todayky 休刊の残念さとともに心に沁みた!

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Jazz Today No37号

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元になったジャケット「エラ&ルイ」(Verve)
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# by paragon-cafek | 2007-07-02 10:18

いもづる式鑑賞法 / 2007.6.29

時々仕事の途中で寄られるジャズ好きなお客様が一枚のCDを「お気に入りの一枚」と言って持ってみえた。
それが下のCD「ヤンシー・キョロシー(P)/アイデンティフィケーション」
恥ずかしながら今までジャケットも見た事がなく初めて聞く名前、1969年西ドイツの録音で「オール・ザ・シングス・ユー・アー」「バイ・バイ・ブラックバード」「星影のステラ」などのジャズスタンダードに加えオリジナル2曲、レーベルはオスカー・ピーターソン(P)の作品を数多く発表している西ドイツの「MPS」。聴かせて頂いたら最近のヨーロッパのピアニストのソヒィスケートされた作品とひと味もふた味も違う自分の中に溜まっているものを全てをぶつけているような作品であった。
ヤンシー・キョロシーは1926年東欧共産圏ルーマニア生まれだそうででどこでこんないろんなジャズのスタイルを吸したのか興味深い、ファンキーな曲、堂に入ったストライド奏法やスイング感、一転オリジナル曲「アイデンティフィケーション」での次第に熱を帯てフリーに突入しいくピアノの凄さ、ジャケットの秀逸さとともに参ってしまった。
アルバムを聴きながら、あ!ここはモンティ・アレキサンダー(P)に似ている、この弾き方はドン・プーレン(P)と二人で言いながらいろんなアルバムを引っ張りだして聞き込んでしまつた。
昔よくやった「いもずる式鑑賞」!楽しいジャズ喫茶午後のひと時でした。
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# by paragon-cafek | 2007-06-29 18:26

「白熊」開始 / 2007.6.26

鹿児島の夏の風物詩「氷・白熊」今年も始めました。
例年は7月に入ってから始めるのですが今年は6/20発売のかごしま情報誌「Leap」の”冷スイーツ”特集に載せて頂いたので20日からスタートいたしました。
ここ1週間雨の日つづきで出る数は少ないですが、梅雨が明ける頃はきっと忙しくなっている事とでしょう・・期待も込めて。
なにせ「白熊」はジャズ喫茶「パラゴン」存続の命綱!
夏の2ヶ月「パラゴン」は珈琲屋から氷屋になってしまいジャズを聴きにみえるお客様には申し訳ないのですが秋のライブを頭に描きながら頑張ります。
下が当店かき氷のメニューです。
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フラッペ2種はオリジナル。
チョコレート・フラッペはチョコレートシロップたっぷり!
スライス氷とのからみが楽しめす。
モカ・フラッペはスライス氷の上にコーヒーアイスクリームを添え、コーヒーを掛けた一品・・・あっさりしています。

価格はランチが食べられるくらいのプライスですが、それに負けないような夏の一品を目指します。
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# by paragon-cafek | 2007-06-26 12:28

大井貴司Trio  / 2007.6.5

今回のライブはヴァイブ、ギター、ベースの構成でしたので演奏曲は皆さんが知っているスタンダード「サマータイム」「あなたと夜と音楽と」やウェス・モンゴメリーの「Jingles」、ソールフルな「男が女を愛するとき」、フレディー・ハバードが演っている渋い「バラの刺青」など美しいい曲が多くヴァイブ、ギターの魅力を十二分に堪能できるコンサートでした。
ヴァイブの大井さん、ギターの宮之上さんの掛け合い、それを支える谷口さんのベースも地味ながら素晴らしくアンコール曲は定番MJQの「Django」で終了!

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# by paragon-cafek | 2007-06-06 10:52

フルーツトマト  / 2007.5.28

5/3のブログで書いた「枯らしてしまった蔦」の整理をしようとしたら下地に張ってあった茶色のタイルが崩れおちてしまった。蔦を這わせると家屋の痛みが早いと言われた事が現実に目の前で起きてしまった。ものが朽ちたり枯れたりするのに直面すると自分のエネルギーまで吸い取られてしまう。逆に自分が育てている野菜が新芽を出したり、花が咲き実がなるのを目にすると力が湧いてくる。
4月に苗を買って植えたフルーツトマトが丸い実を付け雨に濡れて瑞々しいその蒼さに心が動きTAMRON 90mmを向けた。

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フルーツトマトが採れる場所は昔、海だった所が多く、今でも土壌に”海水塩”が残っているそんな土地でトマトを育てたらとっても甘くなったのがフルーツトマトだと言われています。
あま〜いフルーツトマトを作るには、潅水の仕方とゆっくりと育ててやることがポイントらしい。

以前、トマトを作ったとき枝葉ばかり大きくなり(木ぼけ)自分の重さで倒れてしまったり収穫前の実が割れてしまったりで立派なトマトを収穫するのは難しい!
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# by paragon-cafek | 2007-05-28 11:39

ようやく! / 2007.5.25

2001年以来使ってきたMac G4(OS9.2)がここ半年、ネット環境での動作にトラブルが続きいよいよOS-Xに移行しないといけない時期かと観念?最新のインテルiMac24inを導入し使い始た。
今までG4を事務管理、ライブ企画書、ポスター、チケット、DM、珈琲の在庫管理、シール、店案内チラシ、メニュー作製、写真等々で使って来て今ではMacがないと日常の業務が進まない程。
その代わりにどれだけの自分の睡眠時間を削ったことか!(トラブル解決も含め)
OS-Xへの移行もその労力、時間供出に躊躇、今になってしまった。
・・・失恋のトラウマで新しい恋に踏み出せない如く・・・違うか!
ところが使い始めてその使い勝手の良さ、安定性、スマートさ、検索の速さに参ってしまった。
ソフトの問題、フォントの問題、使い勝手(カスタマイズ)と、まだまだ問題はいろいろだがムック「Mac Fanビギナーズ大全2007」と赤鉛筆片手にまたまた朝になってしまった。

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# by paragon-cafek | 2007-05-26 03:27 | MAC

野鳥の来る庭 / 2007.5.4

先日当ブログにリンクを貼ってある吹上町のイラストレーターOhtematicさんのお宅を訪問したとき里山の話になり野鳥の来る木について書かれている本(本名はちょっと忘れてしまいました)を見せて頂いて、自宅の庭には楠、貝塚、木蓮、泰山木、ツツジ、イヌマキなどは植えてあるが野鳥の来るような実のなる木が皆無ということを知らされた。時間はかかろうとも野鳥の来る里山的庭に!と秘かに決意。

今朝店の窓拭きをしていた息子が窓ガラスにぶつかり放心状態(?)の小鳥がいるのを
知らせてきたのでまたマクロで撮りました。
なんという名前の小鳥(野鳥)なのでしょう、知ってる方がいらっしゃいましたら教えて下さ〜い。
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# by paragon-cafek | 2007-05-05 08:34

五感を磨け! / 2007.5.3

風薫る、山笑う5月!
パラゴンの周りの蔦も日に日に葉を大きくし蔓を伸ばしている。ところが南側の蔦だけ昨年の冬の茶色いままで新芽もでない。どうしたのだろうと茎を折ってみると枯れている。「どうして?」と思い根元を少し掘り返してみると、なんと主根に白いカビがはえ根腐れを起こしている。
昨年、南側の蔦の葉だけ夏前から茶色い斑点ができ、おかしいなと思ったのが蘇った。根腐れの原因を色々考えてみた!一つだけ思い当たる事はここ何年も庭掃除の枯葉を南側の蔦の根元に掃き溜めてきた。それでその枯葉が熟成、過肥料状態になったのではなかろうか?
北側の蔦(根回り直径15cmのものもある)などは肥料も全然やらないのに、盛りになると外壁のランプ、窓を覆い隠すほど繁茂するのに!
蔦の声を聴き得なかったばかりにとうとう枯らしてしまつた。

今年の始め友人が東京の長い生活を引き払い帰郷してきた。百姓になるという!
農業は知力、体力、財力が必要な大変な仕事と思うが一番必要なのは植物への観察力。
ある人が「農業は何年やっても毎年一年生、一度たりとも同じ事はない、五感を磨け」と言った。
・・あぁこのことは珈琲創りも同じか!

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# by paragon-cafek | 2007-05-05 04:43

6月のライブ / 2007.4.22

6月のパラゴンLiveのポスターがようやく出来ました。
今回はジャズヴィブラフォン奏者大井貴司の「スーパー・トリオ」です。
なんで「スーパー・トリオ」かというと多分「日本のウエス」と称された我が国の誇るワン・アンド・オンリーのギタリスト宮之上貴昭とのトリオだからでしょう。
リーダーの大井貴司さん1989年(with小笠原千秋vo)に続き2度目の来演です。
ギターの宮之上貴昭さんはパラゴンライブとはなじみが深く1980年から1990年まで毎年のように来演(プロデビュー当初の吉岡秀晃pも参加)1990年に続き8度目の来演です。特に1984年のパラゴンでのライブ録音<吉岡秀晃(P)広瀬文彦(Bs)岡山和義(Ds)宮ノ上貴昭(Gu)>は当時「日本ジャズ100選」にもなったキングレコード「ウエス・モンゴメリーに捧ぐ」に3曲収録されている。
17年ぶりの宮之上さん、どんなエキサイティングな演奏を聴かせてくれるか今から心が躍ります。
ベースの谷口雅彦さんはバスター・ウイリアムスの弟子で、今、大井さんが最も信頼しているベーシスト、パラゴンでの演奏は初めて!楽しみです。
ジャズヴァイブの演奏を身近で聴ける機会は滅多にないです、是非いらして下さい。
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# by paragon-cafek | 2007-04-22 08:56 | ライブ

三十年近く! / 2007.4.18

今日の珈琲の仕上がりは?

この二ヶ月、珈琲の味の変動が今の気候と連動しているかの如く定まらない。
今使っている焙煎機二十数年前の直火型、その頃赤外線付きがなかったので赤外線器
(RINNAI)を後付してもらった改良プロット型、断熱材なしで外気の影響をもろに受
けやすい。それゆえ珈琲人の気分も珈琲の出来上がり次第なのです。
「三十年近く珈琲の何を見てきたのだろう?」と自己嫌悪!
そんなこんなでとうとう更新が2ヶ月越した。
その間いっぱいの人にコメントを頂きながら更新の気力が湧かずとうとう新年度に
突入・・ほんとに寡黙なブログになってしまいました。
珈琲に迷わされている時のカウンターはつらい!
パラゴンを始めた頃、カウンターに立つ事が苦痛で帰宅してアンプの配線図
を見て(その頃、本職は電気-オーディオと自認)ホッとした記憶まで蘇ってきた。

さてさて珈琲の仕上がりは?


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# by paragon-cafek | 2007-04-18 23:15 | 珈琲

2ndアルバム / 2007.2.10

安富祖貴子の2nd新譜(2/21発売)のデモCDが送られてきた。
以前のブログ(06.4.15)で紹介した彼女、2006年3月「魂/kon」でデビュー2006年のSJ誌のニュースター賞を受賞した。
「次のアルバムはいつ」と期待していたやさきの新譜「マブイのうた」である。

ファーストアルバムが気に入っていただけに次はどんな曲を?と思っていたところ
今回も骨太なジャズスピリットに溢れるソールフルな歌声で「マーシー・マーシー・
マーシー」からスタート「マック・ザ・ナイフ」「ベサメ・ムーチョ」「ソング・フォー・マイ・ファザー」など私好みの曲がならんでいる。
ボーカリストにはその出自が大きな影響を与えると思うが、彼女も育った沖縄でどんな音楽を聴き影響を受けたかが色濃く出ていると思う。
日本のディ・ディ・ブリッジウォーターに、とひそかに期待している。
それにバックの演奏も前作のメンバーに太田剣(as)、岡安芳明(g)が加わり
ますますいい味を出している。
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# by paragon-cafek | 2007-02-10 07:17 | ジャズ

未来 / 2007.2.5

焙煎室に貼ってある一枚の写真。
友人の娘さんの描いた50号の絵をデジカメで撮ったもの。
彼女が高校の時美展に出品した作品、
最初その絵を見たとき「どきっ!」とした。
可愛らしい高校生の彼女がこんな絵を・・
自分の顔をモデルにした「未来」という自画像。
自分の向かう未来を「きっ」とみつめたその強い意志力。
「必ずとげてやるぞ」と言わんばかりの口元。
卒業後東京の美大に進学した彼女、
今年大学卒業のはず、
今はどんな絵を描いているのだろう・・

焙煎をしながらこの絵の彼女と目が合うと
焦点の定まらない仕事への自戒と茨木のり子の詩
「自分の感受性くらい」の詞(ことば)が頭をよぎる。

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# by paragon-cafek | 2007-02-05 06:05

五木村 / 2006.1.16

五木の子守唄でおなじみの五木村(熊本県球磨郡)に行って来ました。
目的は「山うにとうふ」の購入。
この「山うにとうふ」今から800年前、平家の落武者によって五木地方に伝えられたとも言われる「とうふのみそ漬」五木地方特有の焼き豆腐を味噌に漬け込んだもので、貴重なたんぱく源を保存するために造り出された生活の知恵の傑作。この伝統の味を再現しながら、新感覚の旨味と風味を吹き込んだもの。秘伝のもろみ味噌を使い、添加物一切なしの完全手造り・・資料より
その食感は”口の中でトロッととろける舌ざわりと、濃厚な旨味と風味は、まるで「うに」”です。

五木村といえば川辺川ダム建設のため水没、村ごと山の中腹に移転中の村。
人吉から五木村に向かう山と渓谷の景観は素晴らしいものです。
五木村に着くと中心地区の頭地地区が水没をするため役場も山腹へ移転、周りに新しい家並みが出来ていて谷底では移転工事のダンプカーが動き回っていた。このダム建設事業、1966年計画策定、69年に着工したが利水権、漁業権 、などの利害環境面での諸々の問題があり村は移転したのにダム本体の工事はまだスタートしていない。
スタートしてから40年、これまで注ぎ込まれた金や労力と完成までのエネルギー・・
深い山里の広範囲で行われている工事を見ていると取り返しの付かないとんでもない事をしているのでは?というのが実感であった。

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     雨に煙る五木村・・すべて水没してしまうそうです。
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# by paragon-cafek | 2007-01-16 23:48

今年の年賀状 / 2007.1.10

今年(昨年の暮)も年賀状を180枚ほど出した。
ほとんど義理的、義務的に出すのも可成りあり次第に減らしていこうと考えた時期もあったが、ある時、年一回出す相手の様子を自分勝手に精一杯想い描きながら2〜3行の挨拶を書く楽しみ(想い描く愉しみ)を大切にするのも悪くないと感じ始め、少しづつ増え180枚近くになった。
もし年賀状がなかったらその人を想う事などほとんどおこり得ないだろうと思うと年末の年賀状書きも大切な時間になった。
前回のブログ画像のように年賀の詞と干支の文字をデザインし、新春にマッチした絵(写真)とパラゴンのマークを張り付けたシンプルな年賀状です。
稚拙なデザインですが大切にしている事は「安定感とすっきりとした美しさ」です。
(もらった人が「ハッ!」と感じる片鱗でも入れられたらと思いながら)

今年頂いた年賀状の中にもその「ハッ!」を感じる年賀状がありました。
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これは昨年、吹上のイラストレーターの大寺さんと一緒にパラゴンにいらした
神奈川のイラストレーター高田ゲンキさんからのものです。
最初見たとき一瞬まわりの空気が元旦色??になった。
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# by paragon-cafek | 2007-01-10 03:38

2007年賀 

明けましておめでとうございます。
当ブログを始めて二年目に突入、なのに恥ずかしいくらいの更新無精!
昨年の年頭の指針
  「味を磨き 音を磨き
   店を磨き 日常を磨き
   充ちたりた 和やかな時間を提供する」
今年も踏襲、と言うよりパラゴンの永遠の指針ですね。
今朝届いた「珈琲の使徒」を目指す友人よりの年賀状に
  「理想は現実を越えてこそ本来のあり方である。
   それは羅針盤のようなもので、現実に走っている舟の方向が
   羅針盤を修正するのではない・・・
    確かなこころの置き場所を得た
    ゆるぎない年でありますよう
    深く切にお祈り申しあげます。」とあった。
60才を越えてまだ青年のように理想を目指す友に励まされつずけています。

今年の課題はブログ更新も含め「表現」です。
ということで下の年賀になりました。
今年も宜しくお願い申し上げます。
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# by paragon-cafek | 2007-01-01 05:50

待望のマクロレンズ / 2006.11.14

Canonのデジタル一眼レフEOS-D60を友人のカメラマンN氏に譲っていただいて1年、
24-85mmのズ−ムで楽しんでいたのですが、このブログにリンク貼っている
「 happy *riko* 」さんの photo collectionをいつも見ているうちにマクロレンズが
欲しくてたまらなくなり*riko* さんが使っているTAMRON 90mm F/2.8 Di MACROを
この度ようやく手に入れました。
「彼女みたいな瑞々しい写真を!」と勇んで試し撮り、ところがところが ピントは甘いし、手ブレはするし、ぼけもいい加減、とんでもない写真だけ。
深度と露出、焦点距離設定を頭と身体に覚え込ませないと良いものは撮れないと悟らされ、フォトコンテスト別冊「マクロレンズ一本勝負!」を片手に勉強中!
そんな中少し冷えこんだ早朝、庭に降り立つ小鳥(名前?)を見つけ伏腹前進で近づき撮影した一枚・・たぶんビギナーズ・ラックなのでしょう。


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# by paragon-cafek | 2006-11-14 07:11

酒井俊のライブ / 2006.11.7

ライブシーンにおいては、今まで創り上げてきた音楽を聴衆にぶつけるミュージシャンとその場で音楽を創り上げて行くミュージシャンがいる。
今回の酒井俊、緩急自在、時にはマイクを離して肉声での表現、田中信正のピアノと
林栄一のアルトに呼応しながら自分のイメージする歌を紡いでゆく姿は正に後者。
久しぶりに音楽が創り上げられていく現場をかいま見たライブであった。
ライブのたびに新しい面を見せてくれるボーカリストとしては本当に希少な存在。

その反面、以前の酒井俊やアルバム「夢の名前」(BMGファンハウス)を聴いて今回来られたお客様にとっては「ヨイトマケの唄」「満月の夕」にしても自分が親しんでいたものに較べマニアックな表現にとまどっていらっしゃる様子を感じライブを主催する側にとっては気を遣ってしまうライブでもあった。

「はじめてモンクの音楽を聴いたときのような斬新さを感じた。」
「久しぶりに聴いた俊さんのうたに感動しました。やはり最後の”満月の夕”
 いろんな思いが去来し涙せずにはいられませんでした。」と言って頂いたお客様もいらしたのですが、自分の全身全霊を出し切る彼女のライブ!
これからの酒井俊、どこへ向かって進むのだろう?少し心配になってくる。
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      田中信正(Pf)    酒井俊(Vo)    林栄一(As)

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# by paragon-cafek | 2006-11-07 06:32 | ライブ

蓄音器SPコンサート / 2006.10/20

日吉町の前田屋さん、店内にスピーカー「パラゴン」、真空管のアンプ、蓄音器、SPレコードなどがケーキのショーケースの周りに所狭しと展示してあるユニークな御菓子屋さんである。ご主人の前田晋作さんはジャズやオーディオが好きでそれとヴィンテージ物の収集が趣味の人であるが、その前田屋で蓄音器SPレコードコンサートが催された。
使用された蓄音器は1904年製の「VICTOR/VI」と1925年製「VICTOR/CREDENZA」
1930〜40年代録音のジャズSPレコードで、サッチモ、エリントン、パカー、ガレスピー、モンクそれにビリ・ホリディ、アート・ペッパーまで奏された。
電気的増幅器(アンプ)を使っていないのに盤ごと大小はあるものの結構大きな音量である。それに現代オーディオみたいに低音高音は出ないが中域のエネルギー感はびっくりするくらい伝わってくる。オーディオを演奏者の音楽する歓び、熱を伝える道具とするならばSPレコード、蓄音器再生に軍配をあげたくなるような演奏もあった。
エリントン楽団のあのダイナミックさ、サッチモの明るい唄声の底に漂う哀しみを感じてしまった時は自分でもびっくりした。
それにアート・ペッパーのSP盤、ほんとうに希有な演奏を聴かせて頂いた。

現代オーディオは録音媒体・録音方法も含め、透明感・再生帯域を得た代わりに何か
大切なものを捨ててしまったのかもしれない。

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             クレデンザのピックアップ部
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# by paragon-cafek | 2006-10-20 06:30 | オーディオ

11月のライブ / 2006.10.4

11月のパラゴンライブのポスターとチケットが出来上がった。
今回はこのところ毎年来てもらっている酒井俊のライブです。
昨年(4/12)は、林栄一(As)と吉田桂一(Pf)とのコラボの予定であったが林栄一の
不慮の指の負傷の為ピアノとのデュオ・ライブになってしまった。今回はその林栄一とピアノに森山威男のグループで活躍している1968年生まれの田中信正です。

酒井俊・・あれは1995年(平成7年)1月、阪神大震災。
神戸の東灘に住んでいた叔母夫婦が罹災したとの知らせを受け定休日にとりあえず駆けつけた。朝一番の飛行機で伊丹まで梅田から電車で芦屋の近くまで行き、
そこから灘の避難所の小学校まで歩いた。近づくにつれその被害の酷さは今でも目に
焼き付いている。電気、水道なし、ぎゅうぎゅう詰めのその避難所の夫婦を励まし
その日の夜遅く梅田発の直行夜行バスで帰ってきた。
そのバスの中でリピートして聴いたのが酒井俊のライブテープ!
「Amazing Greace」「 Everything Must Change 」を繰り返し聴く内うちに昼間見たあの光景、情景がオーバーラップ・・・知らず知らず涙が!
歌が、ジャズが、音楽が心の深くまで響くことを知らされた時だった。

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      今回は鹿児島ラインバッハとの共用ポスターです
     
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# by paragon-cafek | 2006-10-04 07:51 | ライブ

川上さとみの「Sweetness」 2006.9.26

毎月新譜を7〜8枚購入する。その新しいアルバムは新譜棚に飾り次の新譜が来るまで
何回かかける。つぎの新譜がくるとそのCDは所定の棚に分類収納するが、
どうしても好きなアルバムはすぐ掛けられる場所に残してある。そんなアルバムに
昨年7月でた「ティアラ」川上さとみ(M & I)がある、
その川上さとみのセカンドアルバム「スウィートネス」が9/20に発売された。
彼女のオリジナル6曲と名匠バド・パウエルの作品2曲、彼の愛奏曲2曲からなるこの
アルバム、1曲目のオリジナル「スウィートネス」のピアノの音が鳴り出した瞬間
「美しい!」と思った。
特にピアノの響きが素晴らしい!最後の「リメンバセンス」までどれがスタンダードかオリジナル曲か分からない程そのメロディーも心に染み入ってくる。
「こんなピアノ弾く人が他に・・・」と思って記憶を探るけど浮かんでこない。
女性を感じてしまうその優しさ、ヨーロッパのピアニストでは味わえない肌の緻密さ、
それでいて芯がぶれず凛とした演奏。オレがオレがのジャズ界にあって「傲慢さ」や
「驕り」を全く感じない!純粋に自分の想いをただこころのままに・・
このアルバムの中身は濃くて、深い!!

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# by paragon-cafek | 2006-09-26 06:02 | ジャズ

コーヒーもう一杯 / 2006.9.7

東京の友人から「パラゴンの書棚へ」とコミック本2冊が送られてきた。
それは 山川直人著「コーヒーもう一杯」Ⅰ、Ⅱである。
この本は Manthly Free Magazine「 Jazz Today」で末次安里 編集長が紹介、
季刊「珈琲と文化」誌にも紹介されていたので欲しいと思っていた矢先、
こちらの気持ちを察したかの恵贈、感謝である。
今日、仕事の合間あいまで読み切ってしまった。

「時に甘く、時にほろ苦い”毎日”へ。
 漫画界の吟遊詩人が贈る、珈琲を巡る物語。
 その苦みが人生を教え、その甘みが人生を癒す・・・。
 リリカルで切なく、儚いけれど胸締めつける、街角のエピソードたち。
 カップ一杯の温もりにも似た、珈琲を巡る、ささやかな物語集。」
と、帯にかかれたコピーに恥じない内容。
コマとコマの間にペーソスが漂い、珈琲のセピアが滲み、アロマが薫る。
それにしっかりと美味しい珈琲の淹れ方、飲み方も物語の中に封じ込めてある。
ここに出てくる喫茶店・珈琲店は決してカフェじゃない。
シアトル系のチエン店でもない。
一人のときが似合う静かな時間が流れるセピア色の喫茶店での物語である。


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# by paragon-cafek | 2006-09-07 03:07 | 珈琲

50年目の謝罪! / 2006.8.31

今日MBC(南日本放送)で「50年目の謝罪・ドミニカ移民は問う」という番組が放映された。これは7/27ドミニカ珈琲のブログでもふれたが50年前国策移民でドミニカに移民された方々の50年間の苦難の生活、日本大使館(外務省)との闘い、祖国を想う事との葛藤、日本政府とのドミニカ移民訴訟、政府の責任を認めた小泉首相の謝罪、7月21日サントドミンゴで催された「ドミニカ移住50周年記念祭」のドキュメントでした。
記念祭の最後のところで小泉首相の派遣特使として参列された尾辻秀久参議院議員が
小泉首相の謝罪メッセージを代読後、壇上を降り、移住者に”心からお詫び申し上げます”と目には涙をため深々と頭を下げられた。すると移住者の方々も涙を流し、参列者総立ちで拍手を送ったシーンにはこちらも感じ入ってしまった。
先日、いま鹿児島のドミニカ エキスプレス21コーヒーの仕入れ担当をしている日高和男さん(ドキュメントに出てきた日高モルさんの孫)から移住50周年記念祭参加報告として届いた挨拶文中の
「日本人移住とは、なんだったのでしょう?時々考えることがあります・・・
 ”日本人移住者は日本の歴史の一ページであるでしょう”
 皆さんのおかげで今の日本があるかもしれないのです。
 僕は移住者の子供として生まれてきて、光栄に思っています。
 日本での生活が13年目をむかえまして、日本人に無くなりつつある昔のしきたり、 
 考え、今はなきよき時代の日本をそのまま日本人移住者はもっています。
 僕はこのなかで生まれ育ち、幸運だと今思います。」
のメッセージは、我々日本人は何を守り何を伝えていかないといけないのか!という
今の日本人一人一人の突きつけられた最大の課題である。
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緑がいっぱいに見えるが雑草しか生えなくその下は危険な岩でいっぱいの田畑さんの
入植地、ここで50年コーヒーを栽培し続けた田畑さんの苦労は想像を絶します。
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# by paragon-cafek | 2006-08-31 09:01

製氷粉砕塔 / 2006.8.25

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かき氷用ブロック氷を作っている串木野漁協の製氷工場より港に延びている製氷粉砕塔です。工場より大きなブロック氷をチエン滑車で送り塔の頂上の機械で粉砕、漁船や運搬トラックに供給します。
夏の間一週間に一回氷を買いにこの製氷工場に来るたび粉砕塔と真夏の空の青さと港の風景に見とれてしまいます。
若い頃、外へ外へ都会へと向いていた目が我が町の何気ない景色に感じ入ってしまうのも歳のせい?デジタル一眼レフ Canon EOS D60 のせい?
市財政の為(?)に串木野市からいちき串木野市へ、手の加えられすぎた公園、過剰防衛の防波堤、消波ブロック、壊された自然の多さ伝統軽視の流れには憤りを感じますが、我が町にはまだまだ羽島崎の落陽、漁港、長崎鼻、霊峰冠岳など紹介したいものがいっぱい、白熊の時期が過ぎたら D60 と冠岳に登ってみよう。
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# by paragon-cafek | 2006-08-25 05:04 | 我が町

ドミニカ珈琲 / 2006.7.27

ドミニカ移民訴訟がようやく決着した。
ドミニカ移住者は昭和31年〜34年日本政府の「カリブ海の楽園へ」とうたって募集が行われ全国から249家族1,319人が移住した。しかし政府の提示した農地の譲渡などなく劣悪な生活を強いられた。
その移民者の一人、大隅町出身の田畑初さん(86)がハイチとの国境近くの山岳地帯
でコーヒー園を営んでいる。
ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶ、海底が隆起して出来た石灰岩とサンゴ礁の山々が連なる島です。最初は岩とサンゴ礁の岩の間に土を盛ってコーヒーの苗木を植えるような過酷な条件の下でのコーヒー作りだったそうです。
田畑農園の映像を見ると、こんな石だらけの土地でよくぞコーヒーを育てられたものと感心すると共に田畑さんの苦難がしのばれて、我々コーヒーを扱う者はその一粒も疎かににしてはいけないという気にさせられます。
その田畑さんのコーヒーを昨年から鹿児島のドミニカエキスプレス21コーヒーが輸入、販売を始めた。
パラゴンの今月のグルメ珈琲はそのドミニカ珈琲(タバタファーム・スペシャル)
です。本当に田畑珈琲の真味を出し切れているのだろうか・・試行中です。

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# by paragon-cafek | 2006-07-27 04:56

白熊 / 2006.7.15

鹿児島の夏の風物詩「氷・白熊」
今年は6月20日夏至から始めたのですが、このところの猛暑で
「白熊」作りにおおわらわ!
なんで珈琲屋で「白熊」?と思われるでしょうが、
三年前レストランからこの形態(喫茶)にした時、氷メニューも止めてしまおうと
思ったのですが、「食事も止めた上、夏の白熊までしないのか!」とお客様に叱られて
しまい結果存続。
ところが今やジャズ喫茶「パラゴン」の存続の命綱となってしまっています。
美味しい「白熊」 氷の質、削り方、練乳の質、フルーツ・・結構むつかしい。
美味しいかき氷の第一条件は「口溶け」と思って作っています。
 ①ブロックの氷を使う事、
   製氷機のキューブ氷では絶対美味しいものはできません。
   製氷工場の氷は30時間かけて作られる堅いものです。
 ②冷凍庫で冷やしマイナス5度前後の氷を使う。
   零度の氷では軽い氷に削りにくい、低すぎてもパウダー状になり駄目。
 ③荒く削らない、わた飴みたいな感覚で薄く薄く削り盛りつける。
   一個一個ていねいに作らないと最高の口溶けは味わえない。
   ・・団体で来られて一斉に作らないといけなくなると無理。
氷の質だけでもいろいろ条件があります。
わた飴みたいな口溶を目標に美味しい「白熊」の提供に努力中!!
是非食べに来てください。

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# by paragon-cafek | 2006-07-15 08:41

辛島文雄Trio / 2006.6.27

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真にいいライブは2〜3日たってから効いてきます。
あの時のリズム、旋律、上気した感覚が数日自分の身体の中を駆け巡ぐり
湧き上がってくる良い音楽に接した悦び!

ライブ一週間前まではチケット販売数10枚程度で
どうなることかと心配していたのですが最終60名。
さすが辛島さん、名前で人を呼べる実力!それに音楽・・素晴らしいものでした。
早い曲でのあの躍動感疾走感、バラードでのあの繊細さ叙情性、あの人のやりたい
音楽、芯がぶれていない、
ライブのコピー通り「ピアノトリオの醍醐味!」をたっぷり味わいました。
ライブのレポートはマティックさんのHP
http://www.ohtematic.com/garden/000471.html
をのぞいて見てください。
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# by paragon-cafek | 2006-06-29 17:56 | ライブ