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10月パラゴンLive / 2015.9.27

 10月のParagon Liveは、10月7日に4年ぶり6枚目の新録アルバム「Ballerina」をリリースする川上さとみのトリオです。あの巨匠ハンク・ジョーンズが、その実力と音色を絶賛したピアニスト!!Paragon Live には、2009年、2012年に続き3度目の登場です。
幼い頃より数々の音楽修練と創作活動、一流ジャズメンとの共演で培ったピアノは「メロディーとハーモニーの美しさ!強靱でしなやかなスケール感のある音色!・・日本のジャズピアニストでこれほどまできちんとピアノを鳴りひびかせる人はそんなにいない」と評されています。実際、彼女のアルバム5枚を聴いていると、このままずっと聴き続けていたいと思うアルバムばかりです。
 サイドは鹿児島のジャズファンにおなじみのベテランベーシスト小杉敏、三枚目のアルバムから川上さとみを、その唄心、切れ味が良くスイングするドラムでサポートしている田鹿雅裕です。
必ずや三人で創るピアニスト川上さとみの極上ジャズワールドを楽しんで頂けると思います。
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川上さとみ(Pf)
3歳よりピアノを弾き始め、6歳より現ベルリンフィルコンサートマスター安永徹氏の父安永武一郎氏(指揮者)に師事、クラシックの英才教育を受ける。13歳で指導資格にあたるグレードを取得。14歳で指導の経験、16歳でステージに立ち、18歳でCM音楽製作等、学校に籍を置きながらプロ活動を開始。 その後ニューヨークで巨匠リッチー・バイラークに師事。 バリー・ハリスのワークショップ等で多くの事を学び、またカウントベイシーオーケストラのサックス奏者ダニー・ターナーの紹介で、世界的ジャズシンガーのサラ・ボーンと出会い、「卓越した音感と天性の音楽性」と絶賛される。 1996年パリのライブハウスに出演。 1997年NHK連続テレビ小説「あぐり」ジャズシーン音楽を全面担当。 2000年 NHK-FM&ハイビジョン放送「セッション505」、2005年 NHK-FM「セッション505」、2007年 NHK-FM「セッション2007」出演。その他ルー・ソロフ(Tp)、ルイス・ナッシュ(Ds)、ピーター・ワシントン(Bs)等、一流ジャズメンと共演。
2005年リリースの初リーダーアルバム「ティアラ」はロングセラー中、
2006年リリースのアルバム「スウィートネス」はSJ誌選定ゴールドディスクを獲得、
2008年「イノセント・アイズ」、2010年「ダイヤモンド」、2011年「オーキッド」をリリース。この10月7日に6枚目のCD「バレリーナ」を発表、日本ジャズ界のトップ・ランナーとして活躍中!!
巨匠ハンク・ジョーンズがその実力と音色を絶賛、自ら川上さとみのCDデビューに労をとったことからもピアニストとして作曲家として世界水準であることが証明される。
更に「世界でも、トップクラスの音色の素晴らしさ、これこそ本物!」と各メディアでも絶賛。確かなテクニックと美しくピアノを鳴らすそのタッチ!心に浸みわたるほどに、エレガンス薫る、優雅で心地よいジャズ・ピアノである。
“天性のメロディー・メーカーとしての才能” と形容されたオリジナルメロディーのすばらしさも更に魅力的で、ただこころのままに色々な想いを託したオリジナル曲の放つオーラ、
10月27日はピアニスト川上さとみの極上のジャズワールドを楽しんで下さい。

田鹿雅裕(Ds)
1958年生まれ 福岡市出身。1976年、大学在学中よりプロ活動を開始し1980年渡米、ニューヨークにて世界的に有名なドラマーのルイス・ナッシュに師事。またニューヨークのジャズクラブでは渡米の度に数多くのセッションに参加。 1989・1992年には「穐吉敏子&ニューヨーク・ジャズオーケストラ鴻臚館コンサート」にゲスト出演し注目を集める。 また同年ニューヨークにて穐吉敏子カルテットに参加。 1994年青木弘武トリオを経て峰 厚介、向井滋春、吉岡秀晃、中村誠一、大西順子、木住野佳子、大友義雄等のグループにて活躍。 
現在は、川上さとみトリオ、小林桂、大山日出男、高瀬龍一、等のグループや自己のカルテットで活動している。 海外の偉大なアーティストとの共演も多数。
1999年ベースの巨匠リチャード・デイビス ジャパンツアー。以降スコット・ハミルトン(Ts)、フランク・ウェス(Ts)、ジョニー・グリフィン(Ts)、ルー・タバキン(Ts)、サイラス・チェスナット(P)、トミー・フラナガン(P)、レイ・ブライアント(P)等と共演。 国内のみならず海外のトップアーティストからも多くの信頼を得る日本のトップドラマー。 2011年1月、リーダーアルバム「Tahji」リリース。
特にメロディーセンスとハーモニーセンスは抜群で、唄心を大切にし、切れのよいスイングするドラミングは最も高く評価されている。

小杉敏(Bs)
1948年、静岡県生まれ。 東京都立大学在学中にベースを始める。 ピアニスト元岡一英らとグループを組み演奏活動を開始し、山口真文カルテット、大友義雄カルテットなどを経て、77年に渡辺文男クインテットに参加。 86年暮れにはジュニア・マンスと組んで全国ツアーを行い、好評を得た。 また、マル・ウォルドロン、トゥーツ・シールマンス、アート・テイラー、ルー・ドナルドソンなど、ジャズの巨人たちとも共演。 2006年、2008年、2009年には、ビ・バップ・ピアノの至宝、バリー・ハリスとの共演を果たす。2009年4月、初リーダーアルバム『BASS ON TIMES』発表。 現在は橋本信二(g)、大口純一郎(pf)、中牟礼貞則(g)、Q・いしかわ(ts)、渡辺文男(ds)、太田寛二(pf)、吉田桂一(pf)、福田重男(pf)、鈴木道子(vo)、梶原まり子(vo)、大野えり(vo)、マーク・テーラー(ds)などとの演奏が多い。
by paragon-cafek | 2015-09-27 07:58


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